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寺宝のご紹介【西新井大師のご案内】

重要美術品

円山応挙 桜に孔雀図

  • 円山応挙 桜に孔雀図の写真

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「詠鶯声和琴 和歌」 春になるあつまのことの管掻(すがかき=歌のない和琴の弾き方の一種)にあわせて、みどりのとり鶯が鳴く優雅な春先の禁裏(きんり)の光景を詠われたもの。

師匠は狩野派の画家石田幽汀。ここで正しい画法を身に付け、やがて洋風画や沈南蘋派(しんなんびんは)の写生画風の影響をうけ苦心の末、写生を標榜する円山派を樹立し、一家を成しました。本図は寿老西王母孔雀図三幅対の中の一幅で、桜花の下、岩にとまって羽根を休める孔雀一羽を描いています。孔雀の絵は応挙の得意とするところで、明和八年(1771)円満院で描いた孔雀牡丹図、寛政七年(1795)香住の大乗寺襖絵松に孔雀図等数々の名作が知られています。本図の中幅に「辛丑仲春写」の年記があり、天明元年(1781)の四十九歳、円熟期の作であることが知られます。

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