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寺宝のご紹介【西新井大師のご案内】

重要美術品

光格天皇宸翰御懐紙

  • 光格天皇宸翰御懐紙の写真

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「詠鶯声和琴 和歌」春になるあつまのことの管掻(すがかき=歌のない和琴の弾き方の一種)にあわせて、みどりのとり鶯が鳴く優雅な春先の禁裏(きんり)の光景を詠われたもの。

光格天皇(1771-1840)は、閑院宮典仁親王の第六皇子で、東山天皇の孫。安永九年(1780)十二月四日即位し、後桃園帝の後を受けて第百十九代の皇位を継ぎ、在位三十八年に及び、文化十四年(1817)三月二十二日に譲位されました。

この図様はもっとも多く行われているもので、本図もこれによっていますが、異なるのは大日如来の印相が智券印となっている点。尊勝曼荼羅の作例は比較的豊富であり、中でも園城寺本・高野山宝寿院本・東京護国寺本などが優品として著名です。

その間、寛政元年(1789)父典仁親王に太上天皇の尊号を贈らんとして、時の老中松平定信の反対にあい断念した所謂尊号一件の事件を起こし、朝廷幕府対立の原因を作ったことは有名。生来学を好み諸芸を愛し、この宸翰にみられる如く能筆であり、幾多のすぐれた御遺墨が伝わっています。本宸翰は光格天皇の御懐紙を代表するものとして、国の重要美術品に認定されています。

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